大島 瀬戸内の小さな漁港の小さな集落
岡山県笠岡市の南東部に位置する大島に暮らす人々は、瀬戸内の気候のように暖かさと優しさがあふれています。高齢化の波は例外なくおしよせているものの「大家族 大島」として、互いに助け合い、支え合いながら、笑顔で暮らしています。
海と山に囲まれたのどかな雰囲気の中で、ゆったりと大島の人々とふれあいませんか。
NPO法人大島まちづくり協議会のページはこちら>>
(クリックすると新しいウインドウで外部サイトを開きます。)
大島 瀬戸内の小魚をていねいに食べるくらし
大島は、漁港から船で2~3分の場所に定置網が設置されており、朝、水揚げされた魚介類がすぐセリにかけられます。そして同じ場所で朝市が開催され、毎日賑わっています。小さな漁港ならではのアットホーム感満載の朝市には、瀬戸内の多彩な小魚がたくさん並びます。岡山名物のママカリはもちろんのこと、ヒラ、ハネ(スズキ)、コノシロ、ギギなど多種類の季節の小魚が安価で販売されています。
そして地元の方々には、その小魚たちをていねいにいただく「小魚食文化」が根付いています。大島では昔から大切に伝えられてきた料理だけでなく、農林水産省 平成29年度農山漁村振興交付金「農泊推進対策」事業によって開発された新しい郷土料理も誕生しました。ガラエビ等の頭も殻もを余すところなくいただくだけでなく、小魚をまるごとはもちろん、魚を炊いた煮凝りまで美味しくいただく郷土料理です。
また山陽学園大学とのプロジェクトでガラエビを使った「大島バーガー」が開発されたり、「ていねいに食べる」文化をもっともっとアピールしたいと畑に取り残されていた親芋を使った絶品大島おやつも開発されたりしています。
大島においでになって、大島の食文化をたっぷりと味わってみませんか。
大島の自然
びわ、ヤマモモ
初夏、大島の山々にたわわに実ります。そのまま食べるだけでなくゼリーやジュースでいただくのも美味しい。
山菜、タケノコ
春から初夏にかけて、ふき、うど、タラの芽、タケノコが食卓に並びます。たっぷりと旬が味わえます。